国際ヒトゲノム計画ではDNAを大きなDNA破片に切断して、大きなDNA破片の配列を世界中の研究施設で手分けして読み取ろうとしたのに対し、Celera社ではDNAを重複したランダムな大きさに切断しそれぞれの配列をよみとり、コンピュータで重複している部分を探して、力技で断片的な情報をつなぎ合わせてしまえというものでした。結果は、両社とも歩調を合わせて2000年6月にゴールだそうですが、もともとバイオインフォマティクスの研究がしたくて生物学系の研究室に所属していていた学生時代にこの話を聞いて物凄く興奮していたのを覚えています。この時Celera社を率いていたクレイグ・ベンダーの自伝があるそうなので、日本に帰ったら買いたいな。
メモ:ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンダー自伝 (ISBN:978-4-7598-1158-2)
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